遺言書の基礎知識 - 公正証書遺言

 公正証書遺言は、遺言者が公証人と2名の証人の前で自分が作成したい遺言の内容を申述し、それを公証人が
適法な遺言書として作成する遺言の方法です。

 このため、公正証書遺言には
  ● 公証人費用が高額であること。
  ● 手続きが煩雑であること。
  ● 証人2名が必要なため遺言内容の秘密が漏れやすいこと。
等のデメリットがありますので、公正証書遺言を作成しようとする方は、やや複雑な事情を抱えている場合が多
いように感じます。

 ただし、公正証書遺言は、
  ● 内容や方式の不備により、遺言書が無効とされる危険性が低い。
  ● 遺言の目的を達成するより良い方法について、公証人からのアドバイスを受けられる
  ● 原本が公証役場に保管されるため、遺言書の紛失や改ざんのリスクがない。
  ● 検認の手続きが不要なため、相続人の負担は非常に軽くなる。
という大きなメリットがあります。

 費用が高額になることについては、法的に定められた部分であるため、現状ではどうすることもできませんが
手続の煩雑さや証人からの秘密の漏えいについては、行政書士などの専門家に依頼することで解消できます。

 行政書士には行政書士法第12条により守秘義務が課せられており、遺言内容を外部に漏らすことはありませ
んので、安心して手続をお任せ下さい。



 次は、「遺言書を書く前に」です。


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