遺言書の基礎知識 - 遺言書の種類

 先ず、遺言書には普通方式遺言と特別方式遺言の2種類の遺言がります。
 特別方式遺言は、危急時や隔絶地にいるために普通方式の遺言をすることができない場合の遺言です。
 通常の普通方式遺言を作成できない場合の、緊急的な遺言であるため、普通方式の遺言をできる状況となって
から6ヶ月を経過すると遺言とっしての効力を失います。

 通常の場合は、普通方式の遺言を行いますが、普通方式の遺言は以下の3種類の方法があります。
   ① 自筆証書遺言 … 自分だけで遺言でき、費用がかからず気軽に行える方法。
             形式的な要件は最も厳しく、遺言が無効となる危険性も大きい。

   ② 秘密証書遺言 … 公正証書に比較すると安価な費用で公証人の関与を得られる。
             形式的な要件は自筆証書より緩和されているが、遺言書の内容については公証人は
             関与しないため、内容上の不備により遺言無効となる可能性もある。

   ③ 公正証書遺言 … 作成費用は最も高額であり、作成手続きも難しいが、公証人が形式・内容ともに関
             与し、また原本が保存されるため、遺言書が無効となる可能性が最も低い。
             また、権威の手続きが不要になる唯一の方法であり、相続手続きを行う際の相続人
             の負担は最も少ないというメリットもある。

 遺言書を作成される場合は、先ず自筆証書での遺言を作成し内容をよく検討してから、最終的に公正証書とし
て作成されることをお勧めします。


 次は、「自筆証書遺言」です。

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